2019年08月17日
【着用画像】DIGAWELのラグランスリーブコート
Raglan Sleeves Coat
DIGAWEL DWSOB010
DIGAWEL（ディガウェル）のラグランスリーブコート。
平織のダンプ（タイプライター）に
ハードワッシャー加工を施しました。
いや、これはマジでかっこいいでしょ。
フェードブラックやグレーのグラデーションでまとめたりすると、
個人的にもツボです。
黒とグレーの２色展開。
黒は紺に近い黒です。
スワッチに黒って書いてあるから黒と記載しただけ。
僕の目には正直濃紺に見える。
グレーはブラウン系のグレー。
例えばSISE（シセ）のニットなんかは
ブルー系のグレーだと思うんですが、
そうじゃなく暖かみのある感じのグレーです。
話が迂回しますが、
最近大人っぽい男の服装ってどんなだろうって
悩む場面が増えました。
冒険的でごちゃごちゃした格好が子供向けで、
大人の男は保守的でシンプルっていう先入観を抱きがちですが、
そんなに単純かなぁって。
有り体に申し上げて、
大人っぽくみられたいと背伸びするのは子供の方であって、
ガチの大人は
少しでも若々しくみられたいと望むものですよね。
そう考えると逆じゃん、みたいな。
インスタでも「シンプル服と珈琲と僕」みたいな
ひどく渋いページをつくってるのって
子供ばっかりですよね。
自分が子供の頃に欲しかった服を思い出しても
「定番」という呼び方のものはやたら響いちゃってましたもん。
自分の居場所を見つけたいとか
正解に辿り着いて安心したいという心持ちがあって、
若い時ほど落ち着いたものに惹かれるんだろうと思います。
他方インスタにやんちゃな車自慢を載せてたりするのは
おじさんが多いでしょう。
今、実際におじさんの年齢になってみて、
その感覚も自分の事としてよくわかるんですよ。
まだ旅を続けたいんだとあがく気持ちが
そんな形をとってるんだろうなって。
話を戻すと、
このコートも一見アダルトだからか、
イイって言ってくれるのは大抵若い子です。
だからこそね、
おじさんにも着てほしいと思っちゃうんですよ。
少年もおじさんも同じように、
ゴールを自分で決められない旅の途中なわけで、
愚かに彷徨う愛すべき姿に変わりはないじゃないですか。
だったらもうね、
おじさんも正面からこういうの着てね、
「どう？俺って結構渋くない？」って
お茶目に言っちゃってもいいんじゃないですかね。
勿論マジでは言えないわけですけど、
「あんた何言ってんの。」っていう
奥さんや彼女のつっこみを待つ姿勢でね、
着ちゃってもいいんじゃないかなって。
呆れた顔でつっこむ奥さんが心の中で
「やだ、ちょっとカッコいいじゃん。
こういうのが似合うようになったんだ」なんてね。
それを見抜いて密かにガッツポーズみたいな。
どうでしょう、
ぐるっと一周して
逆に若々しさ（愛しき愚かしさ）が伝わるんじゃないかなあ。
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Posted by ナーレンシフ at 19:42│Comments(0)
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