2022年12月15日

CORONAのM-65ベージュでグローバル。

CORONAのM-65ベージュでグローバル。



M-65 FIELD JACKET



THE CORONA UTILITY CJ112


THE CORONA UTILITY(ザ・コロナユーティリティ)のM-65。

ひどい納期遅れにより今週登場。

理由は円安。

国内工場なのに縫い子が確保できなかったとは。

一着のコートの中で

ファスナーがイタリア、

生地が中国、

ボタンがベトナムといった具合で

資材の多国籍化が進んでいるとは思っていましたが、

工場で働く人までがその国の人でないともなれば、

もう洋服にメイドインどこそこを求めるのはナンセンスですね。

CORONAのM-65ベージュでグローバル。

UNIQLOの製品が海外だと高価であることは知られています。

ジャパンメイドの神通力という文脈で語られるエピソードですが、

上記のような多国籍製品だと考えると、

日本だけ安いのもおかしな話。

いろんな国をまたいでつくるジャケットを

世界共通の仮想通貨で購入する時代。

メイドイン地球な製品ならば、

お値段も世界共通に近づいてゆくのかもしれません。

もしそうであるなら、

教育や公共サービスや土地のような

グローバル化されないアイテムこそ

国ごとの家計の格差に直結するとおっしゃる先生も。

なるほど、、、僕たちヤバくない!?

CORONAのM-65ベージュでグローバル。

産業革命以前のヨーロッパは

貴族はマントで庶民は木の靴。

日本なんか刀さして歩いてた。

僕たちが着てるような形の洋服の歴史って結構浅い。

M-65は1965年からずっとあるジャケット。

その中ではそろそろベテランですよね。

国別の経済圏を為替相場や関税みたいな

政治の力で調整するやり方の歴史も

実は近代衣料の歴史同様に浅いと思うんだけど、

ここから先も長くプレイするのは、

M-65とどっちなんでしょうね。

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Posted by ナーレンシフ at 18:34│Comments(0)CORONA
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