2021年08月08日
23時のノワールケイニノミヤ。(不思議な形のMA-1)
エステルタフタMA-1
noir kei ninomiya 3H-J052-051
noir kei ninomiya(ノワール ケイニノミヤ)の服を
例えるとしたらなんだろう。
二宮さん自身は花もしくは華と
答えるかもしれない。
ランウェーの有機的で生成的なボディ群を見ていると
そう感じる。
でも実際に人々が
花という語から連想するのは
より騒々しい散発的な美だという気もする。
では風はどうだろう。
風と呼ぶには地に足がついている。
ならば石は。
石と呼ぶには軽やかにすぎはしないか。
空、樹々、海、人、街。
探してみたが上手くいかない。
待てよ。
形が無いものの方が
似ているのではないか。
生成的というのはそういうことかもしれない。
もしかしたらそれは
歌のような。
クラシックやジャズといった特定の音楽の事ではなく、
人が何気なく口ずさんだ瞬間に生まれ、
或る時は彷徨うように、
或る時はその場をのみ込むがごとく、
そこにあり、
どこにもない、
刹那の歌。
いつの間にか広がり、
あっという間に地を這い、
舞い上がり、
降りてきて、
毛穴の一つ一つまでしみ込むがごとく繋ぎ止め、
からだごと攫うようにどこかへ連れていってしまう、
懐かしいいつか歌。
ノワールを撮影する時、
好美の顔に知らない女の顔が混じっている。
もう25年以上一緒にいるのに。
幼い少女のような貌。
なにもかも見通した老婆のような貌。
そんな時は、
好美が私と出会うずっと以前、
彼女の母や祖母が歌っていただろう、
私の知らない童謡や唱歌を
口ずさんでいるのではないかと思えてくる。
いや、そもそも私は
彼女が歌うのを一度も聞いたことがなかった。
なのに。
不思議な形のMA-1らしきもの。
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Posted by ナーレンシフ at 23:20│Comments(0)
│noir kei ninomiya
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