2023年10月23日
the Shepherdの縮絨チェックブルゾン

縮絨CKパッカリングブルゾン
the Shepherd US2C4291-2
非理性的なものの側に真実がある、とか、
ヤバいものこそクリエイティブだ、とか、
そんな感覚は20世紀に生まれたんだよと
千葉雅也が書いていた。*
(*現代思想入門/講談社現代新書)
それ以前は、世界を秩序の中にいかにして捕捉するかが
一生懸命考えられていたけど、
20世紀になってひっくり返っちゃった、と。
なるほどわかりやすい!と感嘆した。
んでもってファッションの世界で
理性で捉えきれない、
なにやらわけのわからんもんに
突き動かさたクリエイションという評価の代表格は、
コムデギャルソン、ヨウジヤマモト、
そしてUNDERCOVER(アンダーカバー)であろう。
ブランド哲学としてCHAOS/BALANCEというスローガンが
掲げられているUNDERCOVERは
特に自覚的と言える。
カオスの方が先だからね。

UNDERCOVERの大人ラインである
the Shepherd(ザ・シェパード)の
縮絨加工がなされたこのチェックのブルゾンも、
縮絨による毛玉、よれ、縮み、皴、歪みだけでは
まだ飽き足らないのか、
引きつり縫製(パッカリング処理)まで
これでもかというくらいなされている。
正にカオスだ。
先ずトレンディーなブルゾンがあり、
それに個性としての化粧を施しましたというのが
世のデザイナーズの姿勢であるのに対し、
the Shepherdにおいては逆ではないか。
ひきつり、皴、よれ、毛玉、歪みといった
あらゆる傷みのカオスが先にあり、
それをなだめて秩序と拮抗させる、
絶妙なバランスとした結果、
詩でも音楽でも小説でも映画でもなく、
ブルゾンの形になりましたといった具合だ。

直接的な影響としては
1994年のギャルソンプリュスで間違いがない。
ぼくも当時買いましたもん、
こんな感じの縮絨ブルゾンのプリュス版。
ぼくがのは黒無地だったけど、
ずっと雑誌で見たチェック柄のジャケットが欲しくて、
だから30年ぶりに買えたことになる。
30年か。
気づいたら20世紀は終わって、
21世紀になってた。。。。
いつの日か、
秩序の外側にあるエネルギーというか
先述の本でヤバさのクリエイティビティと呼ばれてるものというか、
そういうもんがありがたがられた時代が去り、
わたしの知らない新しい思想の時代が来るとしても
このブルゾンを着て迎えたいものである。

あらためて言おう。
これはヤバい。
最高。
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Posted by ナーレンシフ at 21:37│Comments(0)
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