SYNTHETIC LEATHER HUNTING JACKET



CINOH　 23WJK303



近年高級既製服の世界では

本革製品が敬遠される傾向にあります。

動物愛護やSDG'Sなどが背景にあるようです。

Comme des Garçons（コム デ ギャルソン）社のように

合成皮革人工皮革に

もう完全に移行したのかなというブランドも

少なくありません。

環境問題などSDG'Sの諸問題に

非常に積極的な企業であるCINOH（チノ）も

そうしたブランドの一つです。



昨冬から継続のCINOH（チノ）の

シンセティックレザー・ハンティングジャケット。

見た目はかなり本革です。

ほぼ革。

カニカマの見た目も最近はカニそっくりの

ほぼカニみたいな名前のモノがあるでしょう。

あんな感じ。

ぼくが慣れ親しんできた、

昭和以来の合成皮革感はゼロ。

人類の技術って凄いね。



どうして本革より合皮や人工皮革の方が

SDG'S的によろしいのか。

ぼくも正直よくわかってはいません。

衣料品などに使われる牛革は、

お肉を食べた後の残りではないという話は

聞いたことがありますが、

それも本当なのかどうなのか。



ただ、

訳あってどうしてもと、

本革にこだわってるんじゃなないですから、

別にかっこよくて着やすければ、

合皮人口皮革でも本革でも

自分自身はどっちでも構わないので、

世の為になる方にしていただければ本望です。



襟と袖口カフスの裏にコーデュロイ。

襟先がチンスト状になっていて

襟を立てた後ホックで留められます。

袖口を捲ってコーデュロイを見せて着るのがおすすめ。

脇ポケットはフラップ付きカーゴポケットの他に

ハンドウォームポケット装備。

カーゴポケットの後ろにスリット状に備わっています。



本革と違って、

軽いし、雨にも強い。

日常のお手入れの簡単さも秀でています。

経年変化しづらく綺麗なまま長く着られて、

傷みというものが生じにくい分、

特別な理由でいったん傷がついた時の対応は

本革の方がしやすい。

どっちを選ぶかは人それぞれですが、

お洒落に街中で着るならシンセティック、

オートバイに乗る人など荒っぽく使うなら本革、

くらいが一般的な見解じゃないでしょうか。

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